HOME > 革の基本知識 一覧> 仕上げの違いによる種類
革を販売しているお店に足を運んだことのある方はお解りかと思いますが、
種類の多さにビックリしますよね!同じ革でも仕上げ方によって、風合い・質感・呼び名が違います。
・ピグメント革の表面に塗料(顔料)がかかっているタイプ。摩擦への耐久性の強さ・比較的手軽にお手入れが出来る 等から、車のシート・インテリア・ バッグ等 様々な商品への汎用性が高い革です。見た目では、合成皮革との差がほとんどありませんが、手触り・臭い・シボに毛穴があるか等で一般の方でも見分けることが可能です。 |
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・アニリン革に塗料(染料)を染み込ませて染色し、表面はトップコートのみで仕上げたタイプ。表面に顔料がかかっていない為、摩擦への耐久性・お手入れが難しい・色落ちする可能性がある 等のデメリットはありますが、革の風合い・質感を最大限に分類されます。使い込むうちに色・手触り・風合いが変わる為、その変化を”あじ”として好んでお使いになられる方でないとおすすめ出来ません。 |
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・セミアニリン革に染料を染み込ませて染色した後、表面に顔料を薄くかけて仕上げたタイプ。染料を染み込ませることによって顔料の膜の厚みが薄くなる為、ピグメントより柔らかい感触です。又、アニリンのように革のダイレクトな質感はありませんが、ピグメントと同様にお手入れが可能です |
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・スウェード革の表面を、細かなサンドペーパーでパフがけして起毛させたもの。仔牛、山羊、羊の革を使用します。 |
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・ベロア成牛革の裏面を起毛させたもの。スウェードは起毛が緻密ですが、ベロアは粗く毛足が長いものです。 |
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・ヌバック |
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・サドルレザー(又は ヌメ革) |
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・オイルアップレザー |
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・床革(スプレッテド) |
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