HOME > 革の基本知識 一覧> 簡単に出来るセルフメンテナンス
●どのような革でもお勧めのケア● | |
・乾いた布で油分やホコリをこまめに拭き取る。革には色々な種類が存在するとご紹介致しましたが、どのような革にでも有効なお手入れ方法です。簡単に出来てこれといった効果が目に現れませんが、その革に合わない洗剤やワックスを使用するより適確なケアが可能です。気がついたときに拭いてあげましょう。※注意!! 適切な場合もありますが、通常革に水は大敵です。傷みやカビの原因となり兼ねませんので、私供は乾拭きをお勧めしております。 |
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●ケア製品を選ぶ際の注意点●クリーナーやワックス等、革専用のケア製品を使用するのも効果的。しかし革はとても繊細です。適切なものを選び、正しいお手入れ方法をすれば大変有効なケアが可能です。 |
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・革専用 の製品以外は使用しないバナナの皮・牛乳・乳液タイプの化粧品を使用してしまったという声をよくお聞きします。一時的に汚れは落ちても、上記のものを使用して革の持ちが良くなるかというと、答えはNOです。糖分やタンパク質等の不純物が含まれている為、それらが繊維に浸透すると逆に革の劣化を促進 する結果になります。繊維に浸透しても革を傷めない、革専用のケア製品を使用することをお勧めいたします。 |
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・必ず革の種類から選ぶソファー用のケア製品、靴は全てこのケア製品・・・という具合に、商品の種類でケア製品を選ぶことは、確実ではございません。商品の種類ではなく、使用している革の種類によってケア製品を変えていくことが必要です。特に、染料タイプの革(セミアニリン・アニリン)、起毛した革(ヌバック・スエェード・ベロア)等の革は、顔料タイプの革より液体・油分の吸収率に富む為、クリーナーやワックスをかけると 一部分だけシミになってしまう可能性があります。エナメルの革もエナメル用ワックスが必須です。間違ったケアをすると白濁する場合もあります。 革の製品を購入されたときに、お勧めのケア製品はないか。又、その方法等お店の方に聞いてみましょう。 |
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●トラブル発生!こんな時、どうしたらいい? ● | |
・靴が雨に濡れてしまったとき革に水は大敵!一にも二にも水気をとることが大切です。乾いたタオルでよく拭きとり、風邪通しの良い場所に置き乾かします。靴の中まで濡れてしまった場合は、タオルで水気を拭き取った後、ペーパータオルを詰めてあげましょう。ティッシュペーパー等で包んだ乾燥剤をその中に入れるとより効果的でえす。又、新聞紙も効果的ですが、インクが革に写ってしまう場合もございますので気をつけましょう。ドライヤーで乾かす場合は弱い風邪でゆっくりと乾かします。急に強い熱をあててしまうと革が伸びたりシュリンクする可能性がございますので 注意が必要です。 |
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・ジュースやお茶をこぼしてしまったら |
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