BMW ALPINA 内装クリーニング・部分カラートリートメント
【解説】
イエローの強いベージュのシートに、グリーン・ブルーのステッチがアクセントのアルピナの内装。
カラートリートメントは上から塗料を吹き付けるという作業の為、ステッチもシートと同色に塗装されてしまうという点をお客様にご了承いただいてからの施工となりました。
ステッチのみ残すことも可能ですが、こちらの事例のようにステッチを跨いで大きな傷がある場合、どうしてもそこの部分をリペアするという作業が発生いたします。
ステッチの際0.3mm程度で塗装を止めておかないと、毛管現象により塗料がステッチの糸に吸われてしまいます。全体的に塗膜(塗料の膜)が荒れているケースは、マスキング跡が線で一筋残ってしまいます。
マスキング跡が残っても自然に出来るような場合は、異色のステッチも残すことが可能ですのでご希望のお客様は事前にお問合せください。
シート中央にあるグリーンとブルーの革の編みこみは、自然な仕上がりが見込めた為残すことが出来ました。
編みこみの間のシートと同色の部分も、丁寧に塗装致しました。
リアシートはクリーニング・トリートメントのみ行いました。